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経験者5人に聞く、理学療法士に向いている人の特徴

理学療法士は、色々な可能性があります。

 

分野としては骨折や腰痛・変形性関節症などの整形疾患の方、脳卒中で倒れた方、90才を越えた高齢者、心不全や心臓手術をした方、生まれつき障害をもった子どもたち、ガンと闘う方などあらゆる人のリハビリテーションをします。

 

また、スポーツ分野でトレーナー活動をする人もいます。働く場所も病院やクリニック、老人保健施設、学校など多様です。

 

しかし、すべてに関連するものがあります。それは、対象が人間ということです。だから、人に興味がある、人に触ることに抵抗がない人が向いていると思います。

 

リハビリテーションを行う中で基本は元の生活に戻ることを目標とすることが多いです。その中でベッドから起き上がり歩く練習をします。その時に転けないように支える事が基本となるため必ず人に触ります。またその方の元々の生活などを詳しく聴取し戻れるように手助けをするため、どれだけ対象者に興味を持ってリハビリテーションをしていくかが大切になっていきます。

 

人のために何かをしたい人は理学療法士を検討すると良いと思います。

 

理学療法士には人と接する事が好きな人が向いているお仕事だと思います。

 

理学療法士のお仕事は毎日さまざまな悩みを抱えた患者様と接すること、そして、その患者様のご家族様、施設の医師、看護師、との関わりも多くなってきます。また、他のリハビリテーションの職員との関わりも多くあります。

 

実際に働いてみると、学校で勉強してきたマニュアル通りにリハビリを実践していくことは難しく、一人ひとり良く関わりその人に今必要なリハビリを患者様、ご家族様、同リハビリテーション職の方と話し合い、関わりを持つことで成り立っていきます。関わりを多く持つことで、患者様との信頼関係も生まれ、その患者様の状態も良く知ることができ、状態の変化に早く気づく事ができます。

 

理学療法士には、リハビリを通じ患者様が「どうしたら少しでも楽になれるのか、この人のために何か力になりたい。」と人のために何かしたいと思い行動できることが大切だと思っています。

 

一対一でのコミュニケーションが必要とされるため人が好き、人との話が好きであることは必須です。また体の仕組みに興味がある、運動学に興味がある、向上心がある、メンタルが強いは大事。

 

専門学校での勉強では生理学、解剖学、運動学の勉強はお医者さん並に勉強するため、これらに興味がないと中々大変になってしまいます。また実習という病院や施設での勉強、体験はレポートが大変で眠れないという思いをする学生がほとんど。絶対理学療法士になるという固い決意を持って挑める人であれば乗り越えることができるでしょう。

 

勉強の面においては最終的に国家試験を通らなければなりませんのである程度勉強や記憶力に自信があるということも必要です。

 

仕事としての実践面としては体力に自信があることも必要です。歩けない人を歩かせるとゆう訓練を行うわけで、これらを怪我させずに自身1人で頑張るため相当神経と体力を使います。

 

このように大変な面が多いのですが、出来ないことが出来る。歩けない方が歩ける。入院していた方がリハビリにより在宅へ戻れる。こういった時に患者さんも家族様も笑顔になられてやりがいを見出せる仕事です。

 

しかし専門学校は学費が高いことがほとんどです。現在給料相場も昔程良くありません。色んな面で検討されて決められると良いと思います。

 

理学療法士の仕事は専門学校や大学に行き、国家試験に受かるとなる事が出来ます。学校に入る事自体はかなり勉強しなければいけないという事は無く、専門学校であれば偏差値が50を切っていても入学する事が出来ます。つまり、誰でもなろうと思えばなれます。

 

ではどんな人が向いているかと聞かれると、まず人が好きな方がいいと思います。リハビリテーション自体の技術はもちろん必要ですが、人が好きでないと怪我や病気の人がイライラしたり葛藤している時に寄り添うことが難しいし、自分がイライラしてしまうからです。

 

また、勉強が好きな方がいいと思います。一度仕事を覚えると一生出来るという仕事ではなく、医学は日々進歩するので、リハビリの技術も日々進歩します。それについていけないと患者さんが良くなりません。勉強会などに参加することも大事です。

 

後は、チーム医療なので横の繋がりもあります。なので、他の専門職の皆さんと仲良くやれる事が一番だと思います。私の経験ではこれがうまく出来ない人が仕事がつらくなってしまっている印象があります。

 

いっぱいいっぱいにならず、心の余裕も大事だと思います。

 

理学療法士は患者さんのケガや病気によるリハビリをサポートする仕事をするため、患者さんとのコミュニケーションが上手く取れる必要があると思います。そのため、人とコミュニケーションをとるのに慣れていたり人と接することが好きな人が向いていると思います。

 

さらに、明るく前向きな性格の方だと、ケガや病気の不安から暗い気持ちになっている患者さんを励ますことができると思います。

 

患者さんのリハビリをサポートしていくにあたってなかなか結果が出なかったり文句を言われることもあるかもしれませんが、そのようなことに毎回腹を立てたり落ち込んでいてはリハビリのサポートも上手くできなくなってしまうと思います。

 

そのため、いつも穏やかな心で我慢強くいられる人は向いているのではないかと思います。

 

理学療法士は患者さんと一緒になってケガや病気からの回復を目指せる素敵な仕事だと思うので、今検討中の人で人と接することが好きだったり前向きであったりするということに少しでも当てはまっている人はぜひ挑戦してみて欲しいと思います。