経験者に聞く、MRに向いている人の特徴
MRの仕事に向いているのはプレゼンテーション能力に長けている人、それと人とのコミュニケーションがとても上手な人だと思います。
MRの仕事とは自社の薬を病院のドクターに使っていただくことが主な業務です。そのためにドクターに自社の薬の効能をきちんと伝える必要があります。その薬がいくら素晴らしい効能を持っていてもきちんとドクターに理解してもらえなければ採用には至りません。
私がMRをしていた時、いつも忙しそうにしているドクターを捕まえて薬のプレゼンをすることは本当に指南の技でした。短い時間でドクターの機嫌を損なわずに自社の薬をアピールするにはプレゼンテーション能力に長けている必要があります。きちんと要点をまとめて自社の薬の効果をアピール出来る能力を持っている人がMRには向いています。
ドクターにはいろんな人がいます。総じてプライドが高い人が多いためMRとの接し方にはとても厳しい態度でこられる方も多いのです。私がMRをしていた頃は、とにかくドクターの懐に飛び込み気に入ってもらえるように心がけていました。
ここで必要になるのは人とのコミュニケーション能力です。ドクターの性格を見極め、またドクターが興味を引くような話題を日頃からリサーチする必要があります。人とのコミュニケーション能力はそういった日頃のたゆまぬ努力から身につくものです。MRに向いている人はこうしたコミュニケーション能力がある人だと思います。
MRは薬の専門知識があることはもちろんですが、MRで成功するために必要なものはなんと言ってもドクターに対して良いプレゼンテーションが出来て、良い人間関係が築ける人だと思います。そんなことから人と接することが好きな人には向いている仕事と言えるでしょう。
車や不動産などの営業と異なり相手はドクター。幼い頃から勉強に勉強を重ねで人一倍努力してきた人種です。
なので、ある意味超がつくほど真面目です。更に医療についてはスペシャリスト。
この相手に製品の売り込みをするのですから、まずMRは真面目で自己研鑽を怠らない。日々知識のアップデートを自ら積極的に、そして嘘をつかない。厚生労働省から認可された似たような薬を処方してもらうには、正しい効果安全性を伝えた上で人としての魅力もバランスよく出せなければならない。
人対人の部分である。ドクターのパーソナル情報、病院院内事情、人間関係、その他ニーズをくみ取りコンプライアンスを遵守した上での営業センスが問われる。
土日に講演会企画を行い平日も朝から特約店と呼ばれる医薬品卸の営業への販売協力活動など業務時間は見なし労働の為限りない。
このように、時間のオンオフがつけられない仕事でもルーティンで安定した業務をできるマインドを持っているかた、またパソコンも一定以上できるかた。エクセル、ワード、パワーポイント資料作成は必須でプレゼンテーションスキルも売れるMRの条件となる。
ドクターは賢いのでロジカルに説明ができなければ信用信頼は勝ち取れない。
この先についても不安材料は山ほどある。MRが本当に必要か??という事である。人対人なので、ゼロにはならないが今までか飽和状態だったため企業はリストラを進めている。ドクターも情報を単に得るのならネットでいくらでも取ることができるのだ。ましてや、AIが普及すればドクターの貴重な時間も確保できる。昔のように接待がない今、MRの生き残りは必死だと感じる。
このように、5年先10年の存続が見えないMR職と理解した上でチャレンジをする意欲がある方には覚悟があるため向いていると考える。
プライドが高くない人、仕事は仕事と割りきれる人、コミュニケーション能力が高くて我慢強い人が向いていると思います。
高学歴の人が多い業種ですが、もっと高学歴のドクターを相手にしなければなりませんし、同業者も高学歴の人が多いですから、始めの研修で手厳しく鍛えられることが多いです。プライドが高くて研修中で辞めてしまったり、ドクターに接するときに腰を低くすることにストレスを感じる人はしんどいと思います。理不尽な要求もされますし、性格に難ありのドクターのほうがおおいくらいですから、純粋な素直な人や繊細な人にもしんどいかもしれません。変わった人と接しても嫌な気持ちにならず、むしろそれを面白がるくらいの豪快な性格の人が向いています。
給料は高めですが、何時間もドクターの空き時間を廊下で待ったり、研修会などで、お弁当やお店のセッティングをしたり盛り上げたりもしますから、生真面目でバイタリティーのない人にはしんどいかもしれません。
私は約10年MRしています。この仕事で培っておくべきことが2つあります。
ひとつは様々な事柄に興味を持ち、知識吸収が早いことです。
私の仕事では各地域のお医者様への商品紹介、売り込みになりますが、お医者様はなんと言っても知識が豊富。
仕事だけではなく、趣味・世の中の流れなど本当に様々です。私の会社では物を売り込む前に自分を売り込むという風習があり、気に入ってもらった分だけ世間話もしっかりと出来るし、商品だってお客様に提供して頂けます。
医療では同等の知識を持って話をしなければいけませんし、世間話から医療情報等を引き出すことで新しい商品開発にも活かせるかもしれませんし、小さな発見がお互いの発展に繋がることもあります。
そういったことからあげさせてもらいました。
ふたつ目に忍耐力です。
とにかくお医者様は時間が限られており、
私達MRとの商談も簡潔に済まされたり、商談出来ないことだってあります。
“待つ”ということや商談まで粘り強くのぞむという姿勢には忍耐が必要だと感じ場面が多々あります。
その先には自分の会社の商品を多くリピート頂いたり、患者様の健康に繋がってるやりがいを感じ、求めながら仕事に取り組んでいけるのです。
非常に大変な仕事ではありますが、それだけやりがいを感じられる仕事でもあります。
上記2つを持ち合わせてる方はきっとMRで活躍出来る人材だと思います。
MRには、販売や営業に自信があって、医薬品を通じで社会に貢献することに、大きなやりがいを感じられる人が向いています。
MRを簡単に言えば、製薬会社の営業担当者になります。
しかし、通常の営業担当者とは異なり、扱う製品が人の命にかかる医薬品であるため、薬剤師の資格は必要ありませんが、高度な薬学の知識が必須になります。
このため、医師に対して医薬品情報(有効性、安全性など)を説明できるだけの知識が求められるため、相当な勉強が必要になります。
また、日々、新しい薬品が開発され、薬事法などの法律も改正されることから、常に勉強していかなければなりません。
したがって、営業センスにプラスして、薬学に関する膨大な知識の習得が苦にならない人が向いています。しかし、実際には、この膨大な勉強量が苦にならない人はいません。
医師などの医療従事者に医薬品の説明をしていく仕事ですから、医薬品の勉強はとても大変です。どんな仕事であっても、必要な知識の習得のための勉強はしなければいけませんが、「人々の命を救う仕事である」ということに、高い誇りをもち、生涯この仕事を続けるくらいの覚悟がなければ、なかなか続けられません。
もしMRを目指すなら、人の命を救う仕事ゆえに、大きなやりがいと苦労があることを理解しておきましょう。
3年ほどMRをしていましたが、MRに向いている人は、営業力があり、論理的な考えもできる人だと思います。
MRといえども、実際は医療関係者への薬品の販売、売り込みが成績に反映されました。そのため、この仕事で評価をあげるためには、結局のところ営業成績がものをいいます。
まだしられていない新しい薬を、いかに病院や薬局などで使ってもらうのか、これは、MRの営業力にかかっています。また、医療関係者は知識や経験はこちらの何倍も上ですので、ただメリットなどを説明しても目を向けてくれません。
また、忙しいため時間も割いてもらえないこともあります。そんな時こそ、薬品のメリットをきちんと論理的に、納得が行くように説明できないといけません。そして、医療関係者と信頼関係を作ることも大事です。
よって、人と関わることが好きで、信頼してもらえ、商品のメリット、デメリットを正しく伝えられる人が向いていると言えます。
人柄などもありますが、薬品という分野は、どうしても保守的になりやすいので、一見営業に不馴れな真面目な人にも活路がある分野かもしれません。