経験者5人に聞く、人材コーディネーターに向いている人の特徴
人材コーディネーターに向いている特性はいくつかありますが、まず「人とコミュニケーションをとることが好きな人」です。
人材コーディネーターとは人と企業を結びつける仕事ですから、まず「相手がどんな人か?」と言うことをしっかりと把握する必要があります。
どんな人かを把握するためには、相手の話をじっくりと聞くことはもちろんですが、中にはコミュニケーションをとることが苦手な人もいるため、こちらから積極的に相手の考え方やキャラクターなどをしっかりと聞き出す必要があるのです。
その際には、相手が話しやすいような明るくて朗らかな雰囲気を醸し出さなければいけませんから、親しみやすいキャラクターを演じることができる人が向いています。
また、「責任感が強すぎない」と言う特性も必要です。
もちろん、責任感は必要ですが、大切なのは「強すぎない」こと。うまく行かなかった場合に全部自分のせいにして溜め込んでしまっては、ストレスが溜まってしまいこちらの体が持ちません。人には相性や個性がありそこを結びつける仕事ですから、うまく行かないことの方が多いのです。
企業や相談者からのクレームなどでいちいちめげてしまうような人より、「そう言うこともあるさ」と気持ちを上手に切り替えることができる人が向いています。
様々な分析力のある人です。
仕事をする上で対象とするのが人間です。人間といっても世の中いろいろなタイプの人がいます。性格もそうですし話し方や接し方、長所や短所、スキルや経験などと様々な表現でその対象とする人間を示します。
それを商品または仕事として扱うわけなので、多角的な視点で物事を分析していわゆるコーディネートしてお金に変換するのだと思います。
特別な技術はいらないと思いますが、するどい思考と判断、人を見る観察眼を養いあらゆることを分析していきます。言葉で表すと難しいかもしれませんが、実際に相手にするのは人ですので基本的には他の仕事と劇的に違うわけではありません。
まずは、相手から情報を引き出して、しっかりと向き合うことから始まります。
どんな仕事もいきなりできる人はいませんから基本的にはコツコツと地道に目の前のことを一つ一つ解決し、積み上げていくことが大切です。その中であらゆる視点で人を見て分析して、それを考えて導き出すことが出来る人が向いていると思います。
一般的な営業職と似ているところがありますが、人材コーディネーターの仕事は圧倒的に「人」との関わりが多いお仕事です。クライアント・登録スタッフ(稼働中・未稼働含む)・同僚などなど、全ての業務に「人」が関わってくるので、コミュニケーション能力が問われてきます。
また、スケジューリングや人材の管理、場合によっては(会社の規模・専門部署の有無によっては)営業用のプレゼン資料を作成したりと、事務的な作業も加わってきますのでマネージメント能力も必要。
このお仕事にどんな人が向いているかと言われれば、「まじめ過ぎない人」、というのが一つの答えかなと思います。一見、前置きと相反する人物像のように感じるかもしれませんが、勿論、「だらしがない人」という意味ではありません。
山のようにある案件や事務作業をこなしていく為には、状況に応じて「どこまでやるか・やらないのか」という判断をし、業務を遂行していかなければなりません。対「人」とのお仕事ですから、クライアントやスタッフと親身になって関わりたいという気持ちは必ず生まれてくる事でしょう。
しかし、その全てに真摯に応えてようと頑張り過ぎると自身のキャパシティーに限界がきてしまい、期待に応えられない事に対しての罪悪感を抱えることになってしまいます。そうなってしまうと仕事も長く続きません。
良い意味で「いい加減」に仕事をこなしていく事が求められる職場ですので、まじめに深く考えこんでしまう人よりも楽観的に物事を考えられる人の方が向いていると言えるでしょう。
とは言え、どんな職種においても全く使い物にならないなんて人は存在しません。仕事に楽しみを見つけたり、あるいはオフに趣味を楽しんだりしながら上手く息抜きをして、ストレスを溜めずに業務に取り組んでいただけたらなと思います。
連絡がまめな人。
派遣スタッフが悩んでいてスタッフからのメールや電話にすぐに対応する(自分が休日でも)とスタッフとの信頼関係を築くことができる。
状況・話を要約するのが得意な人・聞き上手な人。
派遣先の会社から仕事内容を聞き、どのような人材を求めているか聞きかつスタッフが気にするポイントもさりげなく聞ける(事務だと昼休み電話当番制なのか休憩室があるのか等)。スタッフの苦情も真摯に対応し、ただのわがままなのか本当に業務上困っていることなのかを判断し、派遣先に改善を求める(低姿勢)
見極める力がある人。
派遣先が求める人材とスタッフが希望する仕事内容・職場環境がマッチングするかどうかを見極める。職場見学や面談に同行して派遣先とスタッフで話がうまくキャッチボールできていれば、コーディネーターの出番はない、ただ見守っているだけ。その面談はうまくいき契約につながることが多い。派遣先が聞いていることに対してまとはずれな回答をしているスタッフがいれば、違う角度から質問を投げかけてみる。
いろんな人間が見れて面白いですが、派遣先に怒られることも多々あります。鋼の精神力が必要とされるかもです。コミュニケーション能力が非常に高くなります。